新潟スーパー産業株式会社 環境方針
【1】基 本 理 念
青く澄みきった日本海と緑深い山々などの豊かな自然環境の中で事業を営む新潟スーパー産業株式会社は、地球環境の保全が人類共通の最重要課題の一つであると認識し、企業が関与できるあらゆる活動を通じて、全社員一体となり、自らが責任と自覚を持ち、可能な範囲で環境保全活動に積極的に取り組み、緑豊かな地球環境に融和し、地域住民・顧客・従業員・その他利害関係者から信頼される企業であり続けることを基本理念とします。
【2】方 針
新潟スーパー産業株式会社は浄化槽・下水処理施設の維持管理、設備工事、下水道・排水設備のメンテナンス、廃棄物の処理等の企業として、社会に貢献すると共に、上記の基本理念に基づき、以下の原則を持って環境管理を行ないます。
- 当社は環境マネジメントシステムを構築し、環境により良い事業活動を推進すると共に当社の事業活動による環境影響を認識し、環境パフォーマンスを向上させるためにシステムの継続的改善と環境上の汚染予防を図ります。
- 当社は、持続可能な資源の利用、気候変動の緩和及び気候変動への適応、並びに生物多様性及び生態系の保護に取り組みます。
- 当社の活動にかかわる環境関連法規、規制、条例等、および当社が同意するその他の要求事項を順守し、さらに自主基準を制定して、一層の環境保全に取り組みます。
- 当社の活動にかかわる環境影響のうち、以下の項目を環境管理重点テーマとして取り組みます。
1)当社は、お客様の排水設備や下水道処理施設における水質の維持・向上に対し、積極的に取り組みます。
2)当社は、廃棄物処理業として、循環型社会の形成促進に貢献します。
3)当社は、美化活動に全社員が積極的に取組み、住み良い環境づくりに努めます。
- この環境方針を達成するため、環境目的、目標を設定し、全社員一致して環境保全活動を推進します。また定期的に環境目的、目標を見直します。
- この環境方針は、環境推進組織を構築し、教育及び啓蒙活動を行い、組織及び組織のために働く全ての人に対し周知いたします。
- この環境方針は、一般の人が入手可能なものとします。
令和元年 5月28日
新潟スーパー産業株式会社
環境管理統括責任者
代表取締役社長 川俣 多希子
環境マネジメントシステム適用範囲
- サイト名
- 新潟スーパー産業株式会社 本社
新潟スーパー産業株式会社 上越支店
- 所在地名
- 【本社】 新潟県柏崎市茨目1880番地1
【上越支店】新潟県上越市柿崎区上下浜1813番地1
- 活動・製品・サービス
- ・浄化槽・農業集落排水処理施設維持管理
・浄化槽設置及び排水設備工事の設計及び施工
・下水道・排水設備のメンテナンス及び清掃
・一般廃棄物収集運搬
・産業廃棄物収集運搬
審査登録
- 審査登録機関
- 株式会社日本環境認証機構
- 登録(認証)番号
- EC00J0050
- 登録範囲
- 浄化槽、下水処理施設の保全管理
設備工事、産業廃棄物処理
下水道、排水設備清掃
- 認証登録日
- 平成12年7月21日
環境活動Environmental Activities
当社は、現行のISO14001:2015年版が発効される前から、環境目標に本来業務の項目を設定して環境マネジメントシステムを経営ツールとして活用してきました。経営直結型とも呼ばれる2015年版への移行は、組織によっては相当の見直しを迫られると言われている中、時代を先取りしていた当社はシステムを大きく変えることなく移行を成し遂げ、経営ツールとしての更なる強化を実現しました。
環境パフォーマンス向上のための取り組み
- 利害関係者のニーズ及び
期待の理解
- 利害関係者のニーズ及び期待のうち順守義務となるものを具体的な内容に定めて取り組んでいます。
- リスク及び機会への取り組み
- リスク及び機会を決定するプロセスにおいて、各部門が抱える本来業務の中の外部及び内部の課題を取り上げています。その結果、取り組むべきリスク及び機会の内容が、本来業務の改善・強化につながっています。
- 環境側面
- 今後の「改善の機会」の種となる、プラス面の著しい環境側面の決定方法を範囲拡大方向へ変更し、少数意見でも良い提案は取り入れられるようにしています。
- 環境目標
- 本来業務に直結した環境目標を設定しています。例えば、浄化槽の清掃率を上げるという環境目標においては、浄化槽の清掃率を上げるためには、適正な清掃時期の提案が必要です。その結果、コンプライアンスの遵守と地域の水環境の継続的改善に貢献しています。また、環境目標の項目内容を充実し、社員の健康促進にも取り組んでいます。
- 内部コミュニケーション
- CS推進委員会においては、部門を横断する5つのチームを編成して、活動を強化しています。役職に関係なくチームリーダーを選出し、部門を超えたコミュニケーションを活発に行っています。
- 外部コミュニケーション
- ・環境省「グッドライフアワード」で環境大臣賞を受賞した、柏崎市の「柏崎市ECO2プロジェクト」のプロモーションムービーに参加しました。
・本社及び上越支店の安全運転が評価され、一般社団法人 新潟県安全運転管理協会から「年間無事故安全顕彰」を受賞しました。
・年2回の構内清掃時に、近隣道路の清掃を追加しました。
・年2回の海岸清掃を継続しました。
- 運用の計画及び管理
- ・照明をLEDに更新しました。
・本社事務棟のブラインドを更新して、直射日光による室温上昇を軽減しました。
活動内容
経営に直結した環境目標の設定
(例)浄化槽の清掃率を上げる:国家資格所有の浄化槽管理士がお客様の浄化槽を維持管理しています。適正時期に浄化槽の清掃をすることにより浄化槽の清掃率を上げ、コンプライアンスを遵守するとともに地域の水環境の改善に努めています。
- ー 資源消費量の監視 ー
- 2019年 2020年 増 減
- 軽 油 ℓ 74,644 → 76,754 2,110
- ガソリン ℓ 24,884 → 25,077
193
- 灯 油 ℓ 1,378 → 1,228 -150
- ガ ス ㎥ 163.1 → 204.9 41.8
- 電 力 kwh 48,242 → 48,937
695
- 水 道 水 ㎥ 1,189 → 1,305 116
- コピー用紙 kg 289 →
310 21
全社員への環境教育
一方的ではなく、講師と受講者がコミュニケーションを取りながら教育を行っています。時にはレクリエーション要素も取り入れながら、全社員の環境意識を高めています。
緊急事態(工業用潤滑油の漏洩)への対応
緊急事態への対応の為、年に1回訓練を行っています。教育実施後に実践訓練を行い、対応手順や連絡網が機能したか確認をしています。
高いレベルでの内部監査の実施
部門ごとの監査だけではなく、トップマネジメントも監査対象とすることでトップ自らの役割と責任を確認し、ISOの形骸化を予防しています。